「Hello world」の出力
print("Hello world")
#出力結果
Hello world
※文字列はシングルクォーテーションでもダブルクォーテーションでもどちらでもいい
コメント
コメントを加えることで視認性が向上します。
# 1. 一行コメント
# これは一行コメントです
print("Hello, World!") # コードの横にもコメントが書けます
# 2. 複数行コメント(ブロックコメント)
"""
この部分は複数行コメントです。
コメントが複数行にわたる場合は、ダブルクォート3つ(またはシングルクォート3つ)で囲みます。
"""
変数とデータ型
num = 1 #int
numf = 1.5 #float
str = "おはよう" #str
boolT = True
boolF = False
型変換について
num = 15 #int
print(float(num)) floatに変換して出力
type(num) #int
三つ目のコードでわかるように型がintのままになるが、それはprint()による一時的な変換の結果を返しただけであるため元の変数(num)の方が変更されているわけではない。
演算子
算術演算子
数値計算のための基本的な演算子です
a = 10
b = 3
print(a + b) # 足し算: 13
print(a - b) # 引き算: 7
print(a * b) # 掛け算: 30
print(a / b) # 割り算: 3.3333...
print(a // b) # 切り捨て除算: 3
print(a % b) # 余り: 1
print(a ** b) # 累乗: 1000
比較演算子
比較をして結果としてTrueかFalseを返します
x = 5
y = 10
print(x == y) # 等しいかどうか: False
print(x != y) # 等しくないかどうか: True
print(x < y) # xがyより小さいか: True
print(x > y) # xがyより大きいか: False
print(x <= 5) # xが5以下か: True
print(y >= 10) # yが10以上か: True
論理演算子
条件を組み合わせた評価をします
a = True
b = False
print(a and b) # 論理積(AND): False
print(a or b) # 論理和(OR): True
print(not a) # 否定(NOT): False
条件分岐
状況によって異なる処理をさせるために条件分岐をさせます。主にif、elif、elseを使いそれを実現します
if文
条件がTrueの場合の処理をします
x = 10
if x > 5:
print("xは5より大きい")
※条件文の末尾にコロンを忘れずに
ifとelse
ifの条件が成り立たない(Falseになる場合)ときにelseの処理が実行されます。
x = 3
if x > 5:
print("xは5より大きい")
else:
print("xは5以下")
elif
if文による条件分岐よりも柔軟に処理が可能
x = 7
if x > 10:
print("xは10より大きい")
elif x > 5:
print("xは5より大きいが10以下")
else:
print("xは5以下")
ループ処理
同じ処理を繰り返したいときに使います。主にforやwhileで実現します
forループ
numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
for num in numbers:
print(num) # 1から5の数字が順番に出力される
ちなみに以下のような出力結果になる
#出力結果
1
2
3
4
5
whileループ
条件がTrueになるまで繰り返す処理
count = 0
while count < 5:
print(count)
count += 1 # countを1ずつ増やす
出力結果はこのようになる
#出力結果
0
1
2
3
4
リスト、タプル、辞書、集合
リスト、タプル、辞書、集合は複数のデータをまとめて格納できるオブジェクトです。
それぞれの値には異なる特性を持っているため使い分ける必要がある。
# リスト (List)
my_list = [1, 2, 3, 4, 5]
# タプル (Tuple) - 不変のシーケンス
my_tuple = (1, 2, 3, 4, 5)
# 辞書 (Dictionary) - キーと値のペアを格納
my_dict = {"apple": 3, "banana": 5, "cherry": 2}
# 集合 (Set) - 重複のない要素を持つコレクション
my_set = {1, 2, 3, 4, 5}
比較表
リスト (list) | タプル (tuple) | 辞書 (dictionary) | 集合 (set) | |
---|---|---|---|---|
順序 | あり | あり | あり(Python3.7以降) | なし |
変更 | 可能 | 不可能 | 可能 | 可能 |
重複 | 可能 | 可能 | キーは不可、値は可能 | 不可 |
定義 | [ ] | ( ) | {キー: 値} | { } / set() |
使い所 | 順番が重要な場合 | 変更しないデータ | キーから値を探す | 重複排除、集合演算 |
関数定義
関数を定義することで整理されたコードを作ることができる
# 2つの引数を受け取り、その和を返す関数
def add_numbers(a, b):
"""2つの数値を受け取り、その和を返します。"""
return a + b
# 関数の呼び出し
result = add_numbers(3, 5)
print(result) # 出力: 8
※定義した関数は関数名の後ろに()をつけて呼び出す
まとめ
pythonの基礎的なところを広く載せました。
初歩的なところを確認したいときにはぜひ読み返してみましょう。
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